危険物乙1のまとめ
前ページまでで、乙1(乙種1類)に出題される危険物の性状について確認してきました。
さらに理解を深めるため、第1類危険物(酸化性固体)の特徴的な性質のまとめを見ていきましょう。
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水との反応
燃焼を助長させる酸素ガスや有毒な塩化水素ガスを発生させるものがあります。
酸素を発生するもの
アルカリ金属の過酸化物が該当します。
塩化水素を発生するもの
加熱・燃焼による反応
酸素を発生するもの
潮解性があるもの
ナトリウムやカリウムの化合物は、潮解性がある物質が多いのが特徴です。
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エタノールに溶けるもの
火災予防
水との接触をさけるもの
水と反応する物質は、水との接触をさけて保存します。
- 過酸化カリウム(水との反応で酸素が発生)
- 過酸化ナトリウム(水との反応で酸素が発生)
- 次亜塩素酸カルシウム三水塩 (水との反応で塩化水素が発生)
直射日光をさけるもの
- 亜塩素酸ナトリウム (直射日光との反応で二酸化塩素が発生)
- 次亜塩素酸カルシウム三水塩 (光によって分解が促進)
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