図解でわかる危険物取扱者講座

燃焼の難易 - こんなときにモノは燃えやすい

燃焼の難易

が蓄積されやすいもの、空気中の酸素と接触としやすいものほど燃焼しやすくなります。

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それぞれの場合について確認していきましょう。

熱が蓄積されやすいもの

次のものほどが蓄積されやすく、物質の温度が上昇しやすくなります。

  • 可燃性蒸気が発生しやすい。
  • 発熱量(燃焼熱)が大きい。
  • 熱伝導率が小さい。

空気中の酸素と接触しやすいもの

次のものほど酸素と接触しやすくなります。

  • 周囲の温度が高い。
  • 乾燥している(含有水分が少ない)。
  • 酸化されやすい。
  • 表面積が大きく空気との接触面積が大きい。

例えば、可燃性固体や引火性液体は、次のような性質を示します。

可燃性固体

可燃性固体(第2類危険物)は、粉状にすると物質の表面積が増えるため、酸素と接触しやすくなり燃えやすくなります。(参考:粉じん爆発

粉状になると燃焼しやすくなる。

引火性液体

引火性液体(第4類危険物)は、噴霧状にすると物質の表面積が増えるため、酸素と接触しやすくなり燃えやすくなります。

霧状になると燃焼しやすくなる。

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