赤りん
ここでは、赤りん(せき りん)について学びます。甲種危険物取扱者試験を受ける方は、同素体の黄りん(第3類危険物)と混同しないように注意しましょう。
ちなみに、赤りんは黄りんと比べ安定しており、マッチ(赤りんマッチ)の側薬(マッチ箱の側面の赤茶色い部分)や医薬品、農薬の原料としても使用されます。
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特徴、火災予防の方法、消火の方法は次のようになります。
赤りん P
特徴
- 赤褐色(せっかっしょく)の粉末である。
五酸化りん P2O5は、五酸化二りん、無水リン酸ともいいます。
赤りんは、黄りんから作られ、不良品には黄りんが含まれていることがあるので注意が必要です。
- 酸化剤と混合すると、摩擦熱でも発火するようになる。
火災予防の方法
- 火気を避ける。
- 密栓して冷暗所に保存する。
- 塩素酸塩との混合に注意する。
消火の方法
- 水または強化液、泡による冷却消火を行う。
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