図解でわかる危険物取扱者講座

移動タンク貯蔵所 - タンクローリー、危険物を運ぶ自動車

移動タンク貯蔵所(タンクローリー)

移動タンク貯蔵所とは、車両に固定されたタンクで危険物を貯蔵、取り扱う施設のことです。

移動タンク貯蔵所は、一般的にはタンクローリーと呼ばれています。

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次のような基準が設けられています。

位置の基準

常置場所

  • 屋外の場合は、防火上安全な場所に車両を常置する。
  • 屋内の場合は、耐火構造もしくは不燃材料で造った建築物の1階とする。

構造の基準

タンク

  • タンクの容量は、30,000L以下とする。
  • 4,000L以下ごとに間仕切板を設けて区切る。
  • タンクの容量が2,000L以上の場合防波板を設ける。
  • タンクは、厚さ3.2mm以上の鋼板を用いる。
  • 錆止めの塗装をする。

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設備の基準

標識

  • 車両の前後に『危』の標識を掲げる。
  • 黒字に黄色の反射塗料で表示する。

「危」の標識

貯蔵の基準

書類

路上での立入検査等に対応するため、次の書類を常に車両に備え付けておく必要があります。

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